余剰資金運用|クラウドバンク

クラウドバンク

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クラウドバンク徹底解析

「待つだけ資産運用」を掲げるクラウドバンクは、国内の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の代表格です。2026年9月時点で累計応募額は約3,338億円、運用終了ファンドは7,663件です。利回りの魅力と、遅延・元本保証なしのリスクを分けて整理します。

 

クラウドバンクとは

投資家がサイト上のファンドを選び、集めた資金を事業会社へ融資し、その利息から分配を受けるサービスです。株式のように毎日の値動きを追う必要はなく、ファンド成立後は満期まで待つ運用が基本です。

  • 最低投資額:原則1万円
  • 口座開設・維持手数料:無料
  • 購入時手数料:無料
  • 運営:日本クラウド証券株式会社(第一種・第二種金融商品取引業者)

投資家は日本クラウド証券に口座を開設します。実際の融資はグループの貸金業者(クラウドバンク・フィナンシャルサービス、クラウドバンク・キャピタル)が行い、投資家は営業者と匿名組合契約を結びます。預り金は分別管理され、信託銀行へ預託されます。

 

仕組み

  1. 口座開設(審査あり。満80歳以上は不可。最短3営業日程度)
  2. 口座へ入金
  3. 募集中ファンドへ投資申請
  4. 成立後、営業者が融資先へ貸付け
  5. 利息から営業者報酬を差し引き、原則翌月に分配
  6. 満期に元本償還

営業者報酬は成果報酬型です。融資先から利息が入った場合にのみ、対象債権残高の年率2.0%を上限に利息の中から受け取ります。円の出金手数料は無料、外貨出金は実費です。

 

実績(2026年9月時点・公式)

項目 数字
累計応募金額 約3,338億円
運用終了ファンド 7,663件
償還済金額 約3,140億円
分配金総額 約153億円
実績平均利回り(直近1年) 税引前6.35%
実績平均利回り(直近3年) 税引前6.04%

全ファンドでは償還済み94%、正常運用中2%、償還遅延中4%、元本棄損0件です。ただし「運用中」だけ見ると、正常運用28%、償還遅延72%と比率が変わります。短期案件が完了し、問題案件が残りやすいためです。平均利回りには、運用中・遅延中ファンドは含まれません。

償還済みファンドの大半はプラスです。一方、マイナスのファンドもあり、為替差損益を含む数字です。「元本棄損0件」と「個別でマイナス」は両立します。

 

手数料と税金

投資家が直接払うのは、入金時の振込手数料程度です。分配金は支払時に所得税・復興特別所得税20.42%が源泉徴収されます。税務上は雑所得の総合課税です。給与所得者でも、源泉徴収前の雑所得合計が年20万円を超えると確定申告が必要です。雑所得は他の所得と損益通算できません。

 

メリット

  • 1万円から始められ、分散しやすい
  • 預金を上回る利回りを狙いやすい
  • 毎月分配の案件が多い
  • 値動き監視が不要
  • 証券会社が募集を取り扱う

デメリットとリスク

  • 元本保証がない
  • 運用中は原則解約できない
  • 償還遅延が実際にある(バイオマス・一部太陽光など)
  • 2015年・2017年に行政処分の過去がある
  • 人気ファンドは埋まりやすい
  • ドル建て案件は為替の影響を受ける

遅延は「利息が少し遅れる」だけではなく、元本の戻り時期が読めなくなる問題です。訴訟や担保売却で一部回収が進む例もありますが、時間はかかります。

 

向いている人

余剰資金で年5〜6%前後のインカムを狙いたい人、株の値動きが苦手な人、少額分散したい人。

 

向いていない人

すぐ換金したい人、元本割れを絶対に避けたい人、確定申告をしたくない人、遅延に耐えられない人。

始め方

  1. 公式サイトで口座開設
  2. 本人確認と審査
  3. 入金
  4. 利回り・期間・担保を確認して申請

最新情報は必ず公式で確認してください。【PR】

クラウドバンク

※本記事は情報整理であり、投資勧誘ではありません。投資は元本割れの可能性があります。